ダンガンロンパ無印・2をプレイしました

別にダンロンだけじゃなくて色々ゲームはやってて、一つの記事でまとめて感想書こうと思ってたんですけど、どうも文章を書く気分にならないままズルズルしてしまったので、とりあえず直近でプレイしたものについて。

 

タイトル通りダンロン無印及び2をプレイしました。サマセで買いました。

結論から言うと、いいゲームだったと思います。(以下当然ながらネタバレあり)

 

 ・前提として

そもそも無印はアニメを見ていたので、無印に関してはストーリーは知ってました。知ってたのに結構間違えたけど。

アニメ、2013年らしい。7年前か……

 

・ストーリー/世界観

というわけでその辺は知ってたんですけど、ぶっちゃけてしまえば「まあ結構無理ある部分もあるよね」という感想。これは多分プレイした人間みんな感じた部分だと思う。

創作において設定的な無茶が生じるなんてことは当たり前なので、あとはそれがシナリオを楽しむ上でのノイズになるかどうかなんだけど、ここに関してはかーなり個人差があるんじゃないかと思った。僕は作品全体の雰囲気に割と乗っかれたので、多少荒くてもスッキリ楽しめたと思います。

ただ、2のラスト付近は急にドッカンと情報を渡されたのでお前マジかよという気分になったのと、あんだけ匂わせながら割と微妙な感じで狛枝が死んだのがう~むという気持ちにはなったかも。

 

・ゲーム性

シンプルにシステムがすごいねと思いました。正直煩わしいと思う部分もあったけど、推理ゲーにプレイ感を与えるためにあの手この手を尽くした結果として割といい感じにまとまってるんだな~と思いました。また、ノンストップ議論の択も全体的に結構きちんと作っている感じがあって、「ちゃんとしてる……!」と思いました。

無印のクライマックス推理が2で改善されててよかったねと思ったんですけど、逆に2の閃きアナグラムは面白くもないのに単純にめんどくさくてアレだった。

 

・テキスト

ここで感動するのも変な話なんだけど、テキストがすごくちゃんとしていて、ちゃんとしたところが出したゲームっていいネ……と思いました。文章力・シナリオ力が終わってる同人作品とかに触れすぎてるのが悪い。

 

・キャラクター

いっぱい描くのたいへんだっただろうな~と思いました。

というのは置いといて、小松崎類最高・緒方恵美石田彰沢城みゆき最高の気持ちになりました 素晴らしいね

ビジュアル的には澪田伊吹がぶっちぎりで好きだった(澪田が雑に死んでからビジュアルに華がね~な~と思って一週間くらい放置した記憶がある)。けど、キャラとしては当然十神クンが一番好きでした。やっぱりバシッとキャラが立ってるキャラクターを好きになりやすい傾向がある。

2、最終的にどうでもいい女子ナンバーワンツーが残ったのですごい気持ちになりました。

 

・BGM

これは本当に滅茶苦茶よかった。高田雅史、IIDXにも書いてるんですね(やらないので全然知らなかった)。IceCubeとかガッッッッッツリ氏の曲だな。

 

・総評

どんな作品でもそうなんだけど、特に推理ゲーであるからこそ「顛末を知らない状態」には戻れないので、プレイ中の感情は二度と味わえないんだよな~と思いました。そう思った時点で多分十二分に楽しめたんだと思います。

何より、作品全体のクオリティのまとまりがすげえハイレベルなんですよね。(主にシナリオの)細かいところを嫌いになるのは簡単なんだけど、個人的な感想としてはそれをはね退けるだけの総合力を持った作品だったと思っています。

 

……V3、向き合うべきか?