「深世海 Into the Depths」: プレイ後感想、ボス戦振り返りなど
比較的自宅が好きなのですが、それに輪をかけて自宅にいる羽目になりましたね。
なんかゲーム買ってやるかと思っていたところ、ちらっと見たニンダイで割と雰囲気の良さそうな本作が紹介されていたのでプレイ。
・なんだこのゲーム
カプコンがApple Arcade向けにリリースしたタイトルのSwitch移植らしい。なんかの移植っぽいなというのはニンダイを見てすぐ察せる感じだったのだが、随分いい感じに見えるのに一切名前を聞いたことがなかった。知らんプラットフォームで出てたからであった。
・一言で感想を言うと
そこそこ。雰囲気がいいのでそこを見てプレイを判断するのがいい。
一切攻略を見ずにプレイしたし、見ずにプレイできるくらいの難易度。そもそも攻略らしい攻略がほぼほぼ存在しないが……。
以下ネタバレを含みそうな諸々。
・ストーリー
9割くらい翠星のガルガンティア。まあなんかそれっぽい雰囲気はずっと出てた。
潜導がなんか裏切りそうなのもなんとなく感じられたし、特に言う事がない。悪いことはないよ。
・BGM
起動するたびに「イヤホンで聞いて深海に没入してね」みたいなことを言われる。まあ確かにアンビエントでいい道中BGMが多かったけど、ボス戦なんかは急にどうしたという感じの曲だったりしてなんとも言えなかったり。
・グラフィック
昨今のコンシューマー向けゲームの3DCGとかを見てしまうと、どうしても端末向けで出したんだよなというCGの感じが出ていると言わざるをえないが、それにしてはすごくよくできている気がする。
鼎、初見の時堕辰子かと思った。
・攻略難易度
どうだろう?まさにという感じの典型的メトロイドヴァニアなんだけど、道中は結構素直な作りなのでそんなに難しい感じもしなかった。広そうに見えて導線がしっかりしてるので、耐圧上昇用の鉱石を掘り損ねたりしなければあんまり行ったり来たりすることもないはず。
ボス戦はなかなか苦しい難易度で、ボス戦ってこのくらいだよなと思わせてくれるいい塩梅だったはず。まあボス戦自体が3+α(資源探査機・大型辺りはまあボスと言っていいぐらいの強さな気はする)しかなく、最初のオニイソメくんはめちゃくちゃ余裕なので、問題は常世守くん(オウムガイみたいなやつ)と鼎。(資源探査機・大型くんは地面・天井に投網銛を打つと電撃が腹に多段ヒットして勝手に腹向けて落ちてくる)
常世守くんは、やること自体は潜水艇に乗って赤いところにドリルを当てるだけなんだけど、デカくて攻撃範囲が広いのに一撃が異常に重いので普通にかなり死ねる。画面下部に酸素ボンベが結構落ちてるので、落ち着いて焦らずにやる、くらいしかない。常世守くんの後方に回ると突進してくるので、十分な距離を保ちながら後方に誘導すれば壁に突っかかってくれてドリルが非常に当てやすくなる。
鼎は、正攻法としては「中心のコアを殴って中身を露出させ、その間にダメージを入れる」なんだけど(多分)、どっちかというと捕まって酸素を吸われた後に自動で中身が出てくるのでそこで殴ることが大半だと思う(特に後半はまともに中央まで行くこと自体が難しい)。捕まるとめっちゃ酸素を奪われるので、頑張って腕破壊で酸素を稼ぐか、そもそも酸素ストックと合成素材を大量に準備していくかで対応すればOK。ボンベを破損させてきたりはしないので、酸素さえ足りれば完全ゴリ押しで多分行ける。
というわけでちゃちゃっとレビューでした。目新しさはないけど全体としては肯定的に評価できる作品だったので、雰囲気が合いそうならプレイして損はしないかと。ゲームの上手さにもよるけど6~10時間くらいかなあ。