気付いたらChaosTCGが臨終していた話
半年以上前にお亡くなりになっていた。つい先日見つけてちょっと笑っちゃった。
まあブシロの萌え萌えカードゲームといったらヴァイスシュヴァルツが筆頭なわけで、ChoasTCGの存続可能性ある?とは前々から思っていたのだが、とうとう逝ったらしい。御冥福をお祈りします。
私はChaosTCGの派生東方二次創作コンテンツ「東方混沌符」を一瞬だけ身内と触っていたことがある。一応コミケのAXIAブースで先行販売とか買ったような記憶もある。別に情熱を傾けてプレイした記憶はない。
というわけで、一応印象に残ってるカード群を眺めて「こんな子たちも居たわね~」、となるのが今回の記事です。
記事を書くにあたって公式サイトから画像を引用したんですけど、公式の画質がすごすぎるしなんなら最新弾でも同様というすごい感じだったので、カードイラストは適宜通販サイトとかで見てほしいなと思います。イラストはマジだから。
(©上海アリス幻樂団 ©AXIA ©bushiroad)
御伽の国の鬼ヶ島「伊吹萃香」+「鬼符 ミッシングパワー」+古明地姉妹「古明地さとり & 古明地こいし」
私が一番、というかそんな長い期間やってなかったのでほぼやってた間ずっと回していた構成。このゲームは殴って相手のデッキを削りきったら勝ちという割とワイルドなゲームだったのだが、ミッシングパワーはキャラ限であるもののノーコストでアタック+3とトランプルをインスタントタイミングで付与できる感じのスペルなので奇襲性が高くてとても好きだった記憶がある。(ミッシングパワーのイラストはあのチョモラン先生である)
それを使うために御伽萃香をパートナーに置いて、古明地姉妹でミッシングパワーを回収しまくるというコンセプトだったのだが、今見ると古明地姉妹は冷静に弱すぎるな。御伽萃香自体バフをするのにハンドを要求するのに古明地姉妹の回収でもハンドが要求されるので、ある程度カードゲームに慣れた今見るとリソース回収があまりにお粗末なので紙束感がすごいな。
ちなみに御伽萃香は当時それなりのパワーカードだったっぽいので1枚1000円弱くらいで4枚買ったのだが、さっき通販サイトを覗いたら1枚50円だった。すごいぜ!
先述のとおりチョモラン先生と出会ったという意味で思い出深いところはある。「銀のナイフ」もシンプルな強カードだったので印象が強いが、何より先生のイラストに完全に惚れるきっかけとなった「禁忌 フォーオブアカインド」はいつ見ても本当に可愛い。すげえな~~~。
イラストという点では「大結界 博麗弾幕結界」も割と思い出に残っている。
というのは、「がっこうぐらし!」が流行り始めた頃に「なんか見たことある絵だな……?」と思っていたのだが、その既視感はここだったのでした。千葉サドル先生の絵は可愛いですね。カードとしてはリーサルを決める段階で撃たれるピン刺しカードなのでだいぶ嫌な部類です。
多分最強であった地風アリス。身内も使っていた。セット(クロスギアみたいなもん)回収とドローが容易に発動する上にスタッツも十二分なアリス+属性シナジーのバフ量がエグい幽香+そもそもアホみたいな高スタッツ(戦闘時に+5/+5の修正が入る。バカ)で全然抜けない天子&衣玖というめちゃくちゃガッチリしたシナジーデッキだった。今見てもかなり美しいというか、あるべきデッキの姿をしていたな~という感じがする。他のカード一切覚えてないけど……。
その他なんとなく記憶に残っている二枚。妖々夢妖夢は某掲示板でYYMYMと通称されていてなんやねんと思った、その一点でなんか記憶にこびりついていた。相手のリカバリーに反応して打点を叩き込める嫌がらせ生物で、スタッツが無なので火力除去にめっぽう弱いが、あんまり火力除去が存在していなかったので大振りに除去を切らせるという強さもあったような気がする。フジヤマヴォルケイノはスーパー汎用除去。他のエキスパンションにも同デザインのカードはあるんだけど、例外なく全てのデッキに入るという意味で一番使ったカードなのでまあどうしたって印象は強い。
明確に記憶があるのはこんなところだろうか。実際カード自体も残っているはずなんだけど、掘り出したところで売ってもなんぼの価値にもならんのは目に見えているので、まあ思い出と称して放置しておこうと思います。
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